そもそも毛穴って?
私たちは皮膚を毛で保護されています。その毛の根があるところを毛穴といいますが、この毛穴の中には、毛が生えていない穴もありますよね。例えば、顔の中で黒ずみなどが気になる毛穴もそのひとつなのです。
この穴といっても肌に穴が開いているわけではなく、要はくぼみなのです。皮膚の表面であって、中ではありませんので、毛穴は雑菌や汚れにさらされている部分なのです。
肌の表面近くには皮脂腺というものがあります。これは、毛穴の出口の近くで常に開口している部分です。ですから毛穴というものは、常に外からの汚れと皮脂で満たされている状態になっているのでお手入れが必要ということになってきます。
特に顔の鼻の近くは皮脂腺が多いため、皮脂の分泌量もやはり多くなってきます。毛穴にはさまざまな大きさがありますが、実は男性ホルモンの量で毛穴の大きさが決まります。
毛穴と男性ホルモンとの関係
毛穴というものは、常に外からの汚れと皮脂で満たされている状態になっています。特に顔の鼻の近くは皮脂腺が多く、皮脂の分泌量もやはり多くなってきます。毛穴にはさまざまな大きさがあり、実は男性ホルモンの量で毛穴の大きさが決まってくるのです。
例えば、男性ホルモンの影響を受けて皮脂腺が大きく発達すれば、毛穴が目立つ肌となって、また、男性ホルモンの分泌が少なくて皮脂腺があまり発達しなければ毛穴は小さい肌になります。
この男性ホルモンの分泌は遺伝できまってきますので、毛穴の大きい・小さいも遺伝というわけなのです。皮脂腺が最も発達するのが顔なので、毛穴は顔の部分しか目立たないのです。
顔に多い毛穴ですが、頬などには少なく、顔の中でもTゾーンと呼ばれるおでこと鼻の部分の毛穴がとても多く密集しています。そのため、頬は乾燥しやすいのですが、鼻の周りやおでこには毛穴の中に皮脂がたまりやすく、また角栓ができやすいために毛穴の黒ずみやにきびなどが起きやすくなります。